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6月 01 2013

クリシェ進行

音楽のコード進行に「クリシェ」っていうのがあります。
クリシェはとてもキャッチーで印象的なコード進行です。
音楽で印象的なイメージを与えるのは臨時記号(♭,♯)がつく音なのですが、クリシェもそうです。
そして一番の特徴は、特定の音が半音ずつ変化することです。
半音ずつ、上がるのや下がるのや・・・。
(検索すると全音も含める記述もありますが、一般的には半音でしょう。)
クリシェはかわいらしいイメージになるのでポップスなんかに多いのかもしれません。

今はYouTubeの時代、さっそく何曲か見てみましょうか。
管理人の特権として僕の好きな曲からね。

 

BJトーマス 雨にぬれても B.J.トーマス 雨にぬれても Raindrops Keep Fallin’ on My Head)テーマ(歌)の最初がクリシェです。
見つめ合う恋 アルバムカバー カーペンターズ 「見つめ合う恋」(There’s a kind of hush)
ハーマンズ・ハーミッツのカーバー曲。
カーペンターズらしく一級品のポップスに仕上がってます。
60sの雰囲気が好きな人はハーマンズ・ハーミッツのオリジナルのがいいと思います。
カーペンターズは70sそのままの雰囲気です。
テーマ(歌)がクリシェになっているんだけど、1回めはちょっとわかりづらいけど、2回めはストリングスがなぞってくれているので分かりやすいね。
イントロがあって9秒くらいから1回目のテーマ、2回めが24秒くらいのとこ。
オリジナルの方はストリングスじゃなくコーラスでやってるね。
デイブクラークファイブ デイブ・クラーク・ファイブ 「ビコーズ」
オールディーズの名曲です。
イントロのオルガンもクリシェですが、最後の音が下がるので、やっぱりテーマ(歌)の部分でしょう。
コードでいうとイントロは「G – Gaug – G6 – Gaug」
テーマ部分は「G – Gaug – G6 – G7」となっています。
ビートルズ ビートルズ 「ミッシェル」

シンプルなアコースティックギターのイントロがクリシェです。ビートルズの曲だけあって、洋楽ファンなら一度は耳にしてるでしょう。

ビートルズ  ビートルズ 「サムシング」

ミッシェルはポールの作品だけど、こちらはジョージの作品。テーマ(歌)の最初の部分がクリシェになっています。
クリシェとなる音をオルガン音が弾いているんだけど小さいから分かり辛いかな。
コードでいうと「D – Dmaj7 – D7 – G」
音でいうと「D – C# – C – B」と半音ずつ下がっていきます。

ハロー・ミスター・サンシャイン タニヤ・タッカー タニヤ・タッカー ハロー・ミスター・サンシャイン

1970年代にコーヒーのCMに使われました。
たしか、シングルレコード買ったんじゃないかな。
サビがクリシェになっています。
かまやつひろしさんの作品ですが、見事なアメリカンカントリーポップに仕上がっています。
日本人が作った曲とはまったく思えません。
かまやつさんがカントリーを歌うのを見たことがありますが、とてもクオリティが高かったです。

こうやってあげてみると、超一級品の曲ばっかりですね。
クリシェの曲にいい曲が多いのか、そういうのしか僕が思い浮かばないのか・・・。
(思いついたら追加します。)

僕のベストフェイバリットソングの2曲が入っているってことは僕はクリシェの曲が好きなのかもしれないですね。
そしてその2曲は子供の頃から好きだから、クリシェは子供にも受けるのかもしれないです。

◆ちょっとギターを弾ける人へ
でもギターのコードをいうとクリシェはちょっと押さえにくいよね。
「C – Caug – C6 – C7」
Caugとかね
C6なんて小指使わないといけないからちょっと慣れないとしんどいよね。

「D – Dmaj7 – D7 – G」、あっ、これは簡単だね。
あっ、まだいけるね。
「D – Dmaj7 – D7 – G – Gm7 – D」、でクリシェになってるね。
音でいうと「D-C#-C-B-Bb-A」になってる。

キーをCでいうと・・・。「C – Cmaj7 – C7 – F – Fm – C」、になるよね。

クリシェって「ソ」「ソ♯」「ラ」「シ♭」てのと、「ド」「シ」「シ♭」「ラ」があるんだね。
でもこれの逆はダメだね。

「ミ」「ファ」「ファ♯」「ソ」もいけるね。
こっちは逆パターンもいけるみたい。
コード名は何かわかんないけどね。
でもイメージ的にはこっちはクリシェっていうより「ペダルポイント」の感じがするよね。
ペダルポイントは最低音を一定の音に保ったままコードを変えるコード進行です(だと思う)。

音楽理論は強くないのであんまりつっこまないでね。